純度の高い天然肉!
鹿肉をはじめとするジビエ(野生鳥獣の肉)の肉質や味わいは、その動物が食べている「エサ」に大きく左右されます。
人の居住域の植物などを食べている鹿肉には臭みが出てしまうことがありますが、清流・四万十川源流域のきれいな水に育まれた植物ばかりを食べている梼原町の鹿には、臭みやクセがほとんど感じられません。
そのため、ジビエを食べ慣れていない方にとっても比較的食べやすく感じられます。また、非常にきめ細やかでしなやかな肉質も梼原産鹿肉の特徴のひとつ。
ぜひ口の中でほろほろととろけるような食感をお楽しみください!
先進的な梼原町のジビエ猟
豊かな自然に恵まれている梼原町には、鹿やイノシシなどの野生動物が多数生息しています。従来は害獣という扱いを受けていたこれらの野生動物ですが、都市部を中心とした全国的なジビエ・ブームに端を発し、害獣駆除目的ではなくジビエ猟を目的として猟がおこなわれるようになり、2015年以降は年間捕獲数が軒並み1,000頭を超えるようになりました。
2017年の夏には全国で初めて「ジビエカー」を導入。加工場から離れた場所で捕獲した個体を迅速に処理・加工することができるようになり、より鮮度の良い状態で提供できるようになりました。
さらに、2018年の春には解体から肉のパック詰めまでを行う「ゆすはらジビエの里」が稼働。それまでは解体の手間や衛生面の問題などから廃棄されていた個体も、食用として有効に活用されるようになりました。
また、梼原町内の飲食店でもジビエを提供していこうという動きもあり、ジビエによる「町おこし」にも期待が高まっています。